何年も風雪や雨に打たれて森を見続けながらここに立っている針桐の白骨樹は、一種類の着生植物をつけたまま、今年もその姿を見ることができた。着生したヤマシグレは、その労をねぎらうかのように葉が赤く染まり、まるで花束のようでした。屋久島の紅葉は標高によってピークを過ぎ、これからは里地の紅葉が始まります。連日作品の撮影で森へ入っています。来週からは一週間ほど、泊り込みの撮影が続きます。/写真=4日、堀江