世界遺産の屋久島について専門家と島民らが共に学び合う「屋久島学ソサエティ」(会長=湯本貴和・京都大霊長類研究所長)の第4回大会が11月27〜29日に開催されます。今年は縄文杉の発見から50年の節目にあたるため、屋久杉と島民の暮らしをテーマの一つに設定。島の歴史や文化などに加え、新種植物の発見が続く低地照葉樹林の貴重さについてなどの報告がなされました。15年来の友人である王智弘さん(地球総合研究所)が屋久島をフィールドに地域資源の活用とその歴史について報告しました。29日からは王さんと一緒に小杉谷写真展を開催します。(田平)