屋久島ツアーガイド旅樂(tabira)は「旅は楽しく」をモットーにエコツアーを催行しています。遠くから来てくださるお客様に対して、『できる範囲で、できる限りのことを全力でしてあげたい』、そして楽しい思い出を持って帰っていただきたいと思っています。お客様の笑顔を見ると、私たちも嬉しいのです。「コツコツお金を貯めてやっと屋久島に来れました!」というお客様、「きちんと装備品にお金をかけて素泊まり宿に泊まり、ゆったりと森を楽しみたい」など…そうしたお客様の気持ちを私たちは忘れません。そして、期待を裏切る訳にはいきません。日々、切磋琢磨しながらお客様をご案内しています。旅樂ツアーのお客様は、ほぼ100%がHPからのお申し込みです。お蔭様で個人のお客様から高い評価をいただいております。また、創設3年目にしてリピーター率は年間30%を越していますが、再びご参加いただけるよう更なる努力を続け、上の目標を目指したいと思います。お蔭様で今年も無事故で終わりそうです。ありがとうございました。/堀江
散髪屋さんの中には、全てと言っていいほど昭和の物ばかりで、唯一平成の物は、CD用のデッキとディスクだけです。しかし散髪中は昭和20年代の歌が流れています。エアコンはなく、夏は足元で扇風機が回って、冬はストーブと腰から下には毛布を掛けてくれます。丸刈りにしてもらうのですが、バリカンの刃の部分をドライヤーで暖めてから始めてくれます。別に暖めなくてもいいのですが、その心使いが嬉しいのです。頭(髪)を洗う時は後ろへ5、6歩移動してタイル貼りの流し台で、シャンプーではなく石鹸で洗い、シャワーは瞬間湯沸器を使っています。夏は井戸水が水道の蛇口から出て、顔を洗う時はとても気持ちがいいのです。やがて両肩をポンッと軽く叩かれ、「はい、お疲れ様でした!」と、終わるのですが…、あれっ?顔のひげそりは、、、?たまに忘れることがあります。でも気にしません。終わって控えの席に座ると、砂糖が3杯ほど入っているかと思われるコーヒーが出てきます。(夏は奥さんが畑で作ったスイカが出ます)コーヒーを飲みながら戦時中の話や近年の事など、いつも同じ話をしているような気がします。大正、昭和、平成の時代を生きているご主人は今日も単車で畑、、、かな?。(堀江)
旅樂ツアーでは新人研修を徹底的に行っています。他社の研修では考えられない事までやっており、本人たちは「修行に近い!」といっていますが、音を上げることなく積極的(自主的)に森を歩き、「ガイドを育ててくれるのはお客様だよ!」という意味がようやくわかってきたように思います。今月から屋久島は閑散期に入り、「雪山へ入れ!」と代表の田平が激をとばし、私は目を細めながら「死ぬ前に帰ってこいよ!」と送り出しています。こうして雪山の厳しさを体感することで、限界や生き残る術をみにつけるのです。全ては自分自身とお客様の安全管理のためです。近年、屋久島へ移住して数ヶ月もたたない内にツアーを催行している「自称 ガイド」が増えてきていますが、旅樂ではガイド志願者に3ヶ月の研修期間(無償)を設け、適性を判断し採用します。しかし研修は1年間続きます。別に出来が悪いからではなく、お客様の安全を第一に考えているからです。
宮西、赤松はまだまだですが日々成長しております。来年、二人の成長した姿をみてやってください。/堀江
26日午前7時ごろ、ヤクスギランドの駐車場ではあまり風もなく、綿雪が口を開けてキャッチできるほどゆっくりと降っていました。天文の森では積雪が5cmぐらいで、歩道横の小さい木は枝葉に雪が積もり、歩道をふさぐくらい垂れていて、ストックで雪を落とすとまた元に戻り歩きやすくなりました。今日のお客様は「屋久島で森の雪景色を見たい!!」ということが目的でツアーにご参加いただきました。タイミング良く積雪があり、大変感動されたようです。年間約40万人位が観光で屋久島を訪れますが、この雪景色を見る人はほんのわずかです。12月から来年2月末まで屋久島は閑散期で登山者も少なく、今日は3人だけで素敵な雪化粧の森を楽しみました。
/写真=26日、午前10:25小花山、堀江
河井ガイドを講師に生き物講座を開催しています。彼の話を聞いていると虫の図鑑が苦手な僕もだんだん面白さが先に立ち、虫の幾何学的な形に心を奪われそうになります。生き物の不思議さについては直に屋久島の森の中でご紹介します。/田平
クリスマスイブは宮西ガイドと赤松ガイドの誕生日でした。同じ日に生まれていますが、もちろん性格は全然違ってガイディングもそれぞれの個性があります。そんな2人にとって、この日は折角?なのでお祝いももちろんですが、忘れられない誕生日にしたいとおもい、宮西君が僕(75kg)を赤松君が宮西君(63kg)を背負って運ぶ(1時間)トレーニングの日にしてしまいました。彼らにとっては別にこの日でなくてもよかったかもしれませんが(笑)。/田平
屋久島に昭和13年開業当時から使っている「散髪台座?」(写真、右)があります。ご主人は今年で92歳。まだまだ現役で仕事を続けています。8年前、ご主人の写真を撮らせて頂いたことが縁で、散髪はこちらへ通っています。年金暮らしをしているからもう辞めては?に、ご主人は「わざわざ遠くから来てくださるお客さんがいるからね〜辞められないのよ!」と嬉しそうに話す。ある日、散髪屋さんへ伺うと、赤と青のサインボールは回っているのに、ご主人は不在。奥さんに尋ねると「今、畑に行ってます、すぐに帰りますから」とのこと。これは日常茶飯事で、お客さんは気長に待ちます。お客さんもご主人に会うことを楽しみにしているからです。やがて単車の荷台には大根を3本積んだご主人が帰ってきて「あら!、いらっしゃい!」。準備をして、それから散髪が始まります。(堀江)
今年も大きな事故なく1年が過ぎました。スタッフの協力があってのことです。本当に感謝です。
今回はイタリアンレストラン『イルマーレ』でお疲れ様会をおこないました。はじめて夕食のディナーを食べたのですが、すごく美味しかったです!とても丁寧で上品な内容でした。^^イルマーレさんありがとうございました!良い時間を過ごさせて頂きました。/田平
『イルマーレ』について詳しくは→こちら。
12月〜2月までの期間、お1人様からツアー催行しています。閑散期限定のご案内です。尚、日帰りコースのみで半日コースは含みませんのでご了承ください。この時期驚くほど森が静かで、自然本来の音を聞くことができます。暖かい服装で寛ぎませんか。/旅樂
九州の旅から島へ戻ってきました。しばらくぶりの屋久島は空気が澄んでいました。街灯が少ない島では月明かりが外套の代わりでした。改めて自然の方が文明より多くを占める場所なのだと感じました。/田平
屋久島へ船で行き来する際に、鹿児島での滞在時間が少ない!でも折角の機会、何か特別な刺激や寛げる時間が欲しい!方へお勧め情報です。今回は『Treduno cafe&garden』と『GOOD NEIGHBORS』の2店舗。
島で知り合ったカフェのオーナーFさんは「子どものために体に優しい食べ物を探していたのがお店オープンのきっかけ」と。実際に美味しい上に栄養が体に浸み込んでくるようでした。お洒落な店内と音楽と店員さんの程よい距離感が、ゆっくりした休息時間を提供してくれます。ちょっとお茶するだけでもお勧めです。
『Treduno cafe&garden』サイト→こちら。
『Treduno cafe&garden』の口コミ→こちら
つぎにお勧めのショップは、ピンポイントで鹿児島の現代アート・文化に触れることができるSOHO的カフェ。地元鹿児島のクリエイターやアーティストが集う場所だけあって、洗練された空間でした。かつて倉庫だった雰囲気のある石倉内にランドスケーププロダクツがセレクトした家具やオリジナルアイテムのほか、鹿児島の民芸品を集めた「さつまもの」まで。すべて厳選されていて、セレクトに迷う必要がありません。高速船乗り場から徒歩10分程のところ、桜島が望める場所にあります。
『GOOD NEIGHBORS』サイト→こちら。
梶原由景さん案内記事『con-Quset』より→こちら
/田平 写真上:ホテルから桜島 中:Treduno 下:Good Neigeborsの2F
育児休暇で九州を旅しています。夜神楽を生で観たくて高千穂峡に立ち寄りました。この地に古くから伝承されている夜神楽は国の重要無形民俗文化財に指定され、天照大神が天岩戸にお隠れになったおり、岩戸の前で、天宇受賣命(アメノウズメノミコト)が舞ったのが始まりと伝えられています。秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願し、神楽三十三番が各家々持ち回りで11月から2月まで毎週土曜日の夜20:00から翌朝10:00までじっくり時間をかけて行われます。舞台を創り上げる人達からは、しごく自然にまだ若いに担い手を育みながら、和気藹々と伝承事を楽しんでいる印象を受けました。
ここでちょっとお勧めお宿情報です。今回宿泊した「神楽の館」という民宿では、この夜神楽が行われる場所での夕食を楽しむことができます。異様な雰囲気で息子が一点を見つめるのが怖かったです。(笑)こちらのお宿は地元の御婆ちゃんが作る素朴な夕食も朝宿から望む景色もお勧めです。詳しくは→こちら。
最近特にパワースポットという言葉を沢山見聞きするようになりましたが、この村は神々との距離が近い場所のように感じます。パワースポットだから夜神楽があるというより、人が夜神楽を舞ってパワー?があるように感じます。いつも身近に神様を感じて生きている人がここには住んでいるようです。早朝に宿から見た朝霧の中でこんなことを考えました。
屋久島でもこのような山の神、田の神、海の神を祭る伝承事があります。「岳参り」「山ノ神に日」「飛魚招き」などです。そしてもうすぐ、年末31日には宮之浦にある救益(やく)神社で午後11時45分から救益神太鼓と言われる太鼓の奉納が行われています。年越しということもあって毎年大勢の人と太鼓の音で賑わいます。この奉納は高千穂に比べるとずっと歴史は浅いのですが、100年続けば文化になると島人から親しまれています。/田平
12月のカレンダー付壁紙をアップしました。今の屋久島を楽しんでください。詳しくは→こちら。
12月から積雪の可能性があるため、必ずこの季節の装備を確認してツアー参加してください。詳しくは→こちら。
12月〜2月までの期間、冬期限定割引プランとして白谷雲水峡1日コースと西部林道半日のセットプランをお勧めします。日照時間が短くなってきた為、縄文杉はペースが速くなります。白谷雲水峡ならゆっくりと自然の空気を吸って、森の魅力をじっくり感じることができます。そして寒くなってきた屋久島で里地の楽園西部林道でポカポカ陽気で寛ぐことができます。詳しくは→こちら。