3月17日、縄文杉ツアーの帰りのことでした。小杉谷橋を越えてわずかのところの山側にツノのないオス鹿がいました。これまでの経験でオスは臆病なのかすぐに逃げてしまうのですが、この日は無心に何かを食べています。ホームページのスタッフレポート「待ちに待った(3月13日掲載分)」にも書きましたが、これがツノをかじるということです。一生懸命奥歯でかじり、こりこりと音がしていました。しばらく観察しましたが完食の勢いでした。両方ツノはなく、残念ながらもう一方も周りには落ちていませんでした。前回のスタッフレポートは里地でしたが今回は山中。里地と山中の栄養の違いがよくわかる例ですね。おそらくは私達が汗をたくさん書いた後に塩分がおいしく感じられるように、この鹿も自分のツノがさぞおいしく感じていたことでしょう。写真提供…渡辺友理様 文章…河井
3/13トピックス「待ちに待った」はこちら
29日から雨が降り続いて寒の戻りもあり、30日の里地では最高気温が12℃でした。山では10℃以下まで下がり、冷たい雨は31日まで降る予報。4月に入ると晴れの天気が続き、気温も20℃前後まで上がるようです。/写真=30日・白谷線、堀江
今日は山笑う景色をお楽しみ下さい。/写真:26日・県道白谷雲水峡線 堀江
太鼓岩へ撮影に行ってきました。屋久島の瞬景をお楽しみ下さい。/写真:26日・太鼓岩 堀江
25日は晴れの天気でしたが、寒の戻りでとても寒く、風速20m近くの冷たい強風がふいていました。里から見える前岳は照葉樹の新緑がめだつようになってきました。/写真=25日・県道白谷雲水峡〜宮之浦線から、堀江
24日は少し寒くなり、白谷雲水峡の駐車場で午前8時15分の気温は9℃でした。小雨が降ったり止んだりの天気で、太鼓岩からの景色は奥岳に雲がかかり、全体を見ることはできませんでしたが、小杉谷から森林軌道(トロッコ)終点、大株歩道入口方面の山まで、山桜の花がとてもきれいに咲いていました。7分咲きぐらいで今月いっぱい楽しめそうです。/写真=24日・太鼓岩から、堀江
先日登山道整備へ行ってきました。観光協会が環境省より委託を受け行われているグリーンワーカー事業で、観光・登山ルートの点検や倒木の除去、道の補修を行います。田平班(旅樂スタッフ)は、お気に入りの太忠岳ルートを担当しました。写真は通行時バランスを崩しそうなでっぱり(土埋木)をのこぎりで切った後の満面の笑みです。/田平 24日 太忠岳山頂10分手前
東アジア最大の面積といわれている世界遺産登録地の西部地区をはじめ、照葉樹の芽吹きが始まりました。今後屋久島の里地から見る山は、まるでブロッコリーの群生です。/写真=18日・西部地区、堀江
昨年の秋、コスモスの花が満開になり人々を癒してくれた畑は、今年の春、田んぼに変わりました。赤、ピンク、白色の畑から、5月には緑一色になります。/写真=18日・麦生、堀江
屋久島のことを紹介する本の中で、お勧めの読みやすい雑誌が屋久島ブックです。2009年版が今月13日から発売されています。今年も文章と写真がとても素敵な内容でした。旅の計画にお勧めです。/田平
14日は朝からぐっと気温が下がり、天気は雨。白谷雲水峡では標高が上がるにつれ、雨がみぞれに変わり、白谷小屋では時々雪も降りました。午前10時半ごろの気温は0℃、真冬にもどった感じでした。15日は快晴の天気で白谷小屋の気温も8℃まで上がっていました。今週は晴れの天気が続き、気温も20℃前後まで上がる予報です。/写真=15日・白谷雲水峡、堀江
昨日までの悪天候と一変し、今日はとても暖かい陽気です。先日、小杉谷小学校跡地の桜の開花がはじまりました。今週末まで気温が上がり続け、里地では日中21℃になると予測されます。里地は既に桜が満開ですが、山中でもこれから一気に桜が花開いていくかもしれません。開花情報はまたレポートします。/田平
14日日中の気温はヤクスギランド標高1000mで1℃でした。紀元杉(標高1230m)も薄っすら雪化粧になっていました。ヤクザルは突然の寒波に、身を寄せ合い団子状態に。車のフロントに乗ってきた猿も、いつもの機敏さに欠けていました。(笑)/田平 14日 写真:県道ヤクスギランド線
ここ最近、悪天候が続き高速船も欠航が続きました。14日のお客様は、この日の朝、高速船欠航の知らせを受けて、急遽フェリー屋久島丸に変更し、無事屋久島に11:00に到着しました。この日は日帰り縄文杉の予定でしたが、前日に屋久島入りが出来なかった為、お昼からの半日コースへ変更となりました。屋久島にお越しの際には、是非各交通機関の連絡先を控えておかれて下さい。
JAC:0120-25-5971 高速船トッピー:099-255-7888
高速船ロケット:099-223-1011 フェリー屋久島2:099-226-0731
屋久島丸:099-261-7000/田平 14日 AM11:00 宮之浦港にて
アクセスについて詳しくはこちら
昨日の晴天からは想像も出来ないほど13日は朝から暴風となり、屋久島の北側は午前中に、東から南側は午後3時ぐらいから横なぐりの強い雨になりました。海上は大しけで、船便も一部欠航しました。/写真=13日・ランド線、堀江
12日は早朝から満月を見ながら淀川登山口へ。駐車場の気温は1℃、冷たい風が多少吹いていましたが、夜が明けると快晴の天気で、プライべートツアー・九州最高峰宮之浦岳へ向かいました。標高1600m以上の歩道には薄く氷が張っている所がありましたが、支障なく歩けました。頂上から見た景色は、屋久島の北東から南側にかけて雲海が広がり、その下には空よりも海の青さが際立っていました。頂上の気温は4℃、晴れていたため寒さはあまり感じませんでした。/写真=12日・栗生岳より、堀江
暖かい陽気に誘われて、ちょこんと現れてくれました。望遠にしましたので写りはイマイチですが…。屋久島と言えば、サルとシカですが、こっそりイタチも住んでいます。運が良ければツアー中にも出てくることがありますが、夜行性なのでホントに稀です。/河井
私の自己紹介にもありますが、この季節、シカがツノを落とします。自慢の視力を活かしてオフの日は「ツノ探し」です。とは言っても探せば見つかるというものではありません。写真も偶然見つけたモノですが、落ちたばかりかと思われます。屋久島の土壌はカルシウム不足なので落ちたツノをシカが食べます(かじるような感じで)。今回のようにかじられる前の美品を見つけられるのは、運がいいとしかいいようがありません。/河井
7日の縄文杉朝7時の気温は3.7℃でした。明け方は零度以下になります。天気が良ければお昼寝をするのがこのコースの嬉しいところです。最近の昼寝は寝袋、シェラフマットがあると快適です。^^/田平 7日 1泊2日縄文杉の帰り
県道白谷雲水峡宮之浦線の交通規制に伴い、白谷半日コースを当分の間お休みさせて頂きます。変わりにヤクスギランド半日コースをご用意しました。「半日のこっているけどどうしよう」「最終日ぎりぎりまで遊びたい!」方向けのコースです。/田平 写真:堀江(ヤクスギランド半日ツアーでお茶をする場所です)
詳しくはこちら
3月に入り雨の日が続いています。里地から標高1000mぐらいまでの山では、ヤクシマオナガカエデの新しい葉がめだつようになってきました。雨に濡れた葉も、裏側から見ると風情があります。/5日・ヤクスギランド線、堀江
里地では早くも山桜の開花が始まっています。山桜の開花(満開)は例年4月10日前後になりますが、今年は早くなるのではないかと思われます。/写真=町道宮之浦神之川線・1日、堀江
斜面崩壊による県道宮之浦白谷雲水峡線は1日、通行止めが解除になりました。ただし、片側車線の交互通行で、21年7月31日(予定)までの工事期間、降雨量によって通行止めの規制が行われます。/写真=斜面崩壊現場・1日、堀江
ちょっと早いですが、7〜8月限定のツアーをオープンしました。季節限定ツアーとして天文の森を案内していましたが、本日より初心者向けコースとして通年化しています。尚、夏季限定ツアーのご予約は今から受付けています。/田平
詳しくはこちら
3月1日より太忠岳コースをオープンしました。通年コースとしてご案内します。体力指数7の太忠岳コースは縄文杉と白谷雲水峡の魅力を併せ持つコースです。屋久杉の森と美しい蘚苔林でゆっくり過ごして頂けます。/田平 写真 堀江