「縄文杉をヤクシカによる食害から守るため、林野庁屋久島森林管理署が2月にもシカ柵を設置する」と新聞などで報道がありましたが、27日その設置作業がほぼ終わりました。1月3日付の南日本新聞の記事によると、「縄文杉展望デッキ側には現在、下草などがなく根がむき出し状態で、土砂流出や根の乾燥による樹勢の衰えがみられるため、シカが食べないハイノキやシキミなどの幼木を植栽した。しかし2008年の調査で植栽した木がシカに食べられていたことが判明。そのため屋久島森林管理署はシカ柵を設置することを決めた。」というもので、縄文杉を中心に30mぐらい四方を高さ1.8mの柵で囲っていました。展望デッキ前は見学や写真撮影などに配慮して1.4mの高さになっています。/27日、堀江
県道白谷雲水峡宮之浦線の交通規制に伴い、旅樂ツアーでは次のような対応となります。
ツアー前日からツアー催行日に時間雨量20mmまたは連続雨量100mm降雨が予測される場合、
荒川登山口-楠川分岐経由-太鼓岩-もののけ姫の森の往復ルートとなります。お宿出発はam5:00〜am5:30です。
天候が良い場合は通常ルートで白谷雲水峡入口から太鼓岩までを往復するルートとなります。その際出発時間は尾之間地区宿泊者:am6:15、安房地区宿泊者:am6:40、宮之浦宿泊者:am7:10を予定しています。朝食(お弁当)を通行止め前にて食べて頂き、通行止め解除(毎日am8:00)後白谷雲水峡へ行きます。
朝出発時は天候が良くても、気象庁の予報で悪天候が予測される場合は、荒川登山口スタートとなります。旅樂ツアーは人の少ない時間帯に森へ入り、ゆっくりと森に滞在することを目的として、上記対応となりました。
/田平 写真:春田浜の朝日(最近気に入っている景色です)
鹿児島県熊毛支庁屋久島事務所よりお知らせです。
道路斜面が崩壊した現場の崩壊斜面の仮設的な補強工事が完了しました。3月1日より、片側車線による交互通行を開始いたします。ただ、今後の気象状況等(降雨)によっては、更なる斜面崩壊の可能性も残されており、危険な状況にあることは変わりありません。このことから、当現場におきましては、本復旧工事が完了するまでの間、気象状況及び地盤の変位状況を監視する監視員を配置するとともに、次に示す「通行可能時間帯」及び「通行止め基準」を設けるなどの処置を行うことにより、皆様の安全な通行を確保したいと考えております。平成21年3月31日から平成21年7月31日迄(予定)の期間内においては、次に示す通行可能時間以外の時間及び、通行止め基準を見たす事象が発生した場合は、「通行止め」といたします。
通行止め区間:白谷雲水峡から宮之浦方面への約3.5km
通行可能時間帯:午前8時〜午後5時まで
通行止めの基準:
・時間雨量20mmまたは連続雨量100mm降雨があった場合、現地状況を確認し判断。
・地盤変化量が時間当たりの基準を超えた場合(2mm/時)
とのことでした。旅樂ツアーではこの状況に対応したタイムスケジュール、雨天時のコースについて検討後、明日にはお知らせ致します。/田平 写真:堀江
朝から青空が広がり、安房地区では昼前に気温が21℃まで上がっていました。ヤクスギランド安房公園線の車道横では、ヤクシマオナガカエデの新芽が出始めています。これから一雨ごとに気温も上がり、山は徐々に「山笑う」新緑へ変わっていきます。/写真=25日・ヤクスギランド線、堀江
釣りに行ったら、こんなの釣れちゃいました。モンガラカワハギという魚です。独特の派手な模様でダイバーには非常に人気のある魚ですが、食べられません。釣りの対象としては低い評価になりますが、旅樂の生物担当の河井としては、食べられる魚が釣れるよりよっぽど嬉しかったですねぇ〜^^。できれば飼育したかったのですが、海水魚の飼育は困難なので泣く泣く逃がしてあげました。ちなみにその後に釣ったアイゴという魚はおいしくいただきました^^。/ 河井
22日夜から降りだした雨は23日の早朝には止み、天気予報は曇りでしたが、昼過ぎまで晴れました。太鼓岩からは奥岳も望め、北の風が多少吹いていましたが、寒さは感じませんでした。白谷雲水峡の一般登山者は3人だけで、静かな森を楽しむことができました。尚、森林軌道の老朽化した橋の架け替え工事も終わっています。/23日、堀江
タイドプールが緑色に彩られています。刻々と変化する静かな海の様子を30分ほど眺めて帰りました。今お勧めの観光スポットです。/21日 田平 春田浜にて
朝起きたら急に、海岸に浮かぶ藻が朝日に照らされている様子を見たくなり春田浜へ行きました。AM7:10頃の様子です。今日は一日良い天気になりそうです。/21日 田平
毎日撮影で里地や森へ入っていますが、19日の午前中は濃い霧で視界は50mもなく、無風、鳥も鳴かず幻想の森でした。午後からは風も多少吹き、まとまった雨になりました。19日から26日まで、21日を除いては雨の予報で、気温も里地では20℃前後になるようです。ただ、山では気温差がありまだ防寒対策が必要です。/19日、堀江
お茶をしていて、お客様から教えて頂いたことを思い出しました。なんと屋久島の安房出身者がこのモンブランを作ったという話です。洋菓子職人の迫田千万億(さこたちまお)さんは、山が好きだったそうで、モンブラン(ヨーロッパ最高峰)の麓にあるシャモニーを訪れた時、あるホテルでメレンゲベースのマロンケーキを食べたことをきっかけに、この美味しいモンブランを作られたそうです。当時のシャモニー市長から「モンブラン」の名称使用許可を取り付け、昭和8年に創業した洋菓子店「モンブラン」は今も東京の自由が丘にあり、食べる事ができるとのことです。/18日 田平
暖冬の影響で里には桜が咲き始め、山中の雪も溶け出してきていますが、昨日一昨日と日中の平均気温が10℃まで下がりました。明日から14℃くらいまで、また暖かくなるようです。春になった!と喜んでいたら急に寒くなったりして、屋久島でも風邪が流行っているようです。来島される際には週間天気予報(体感温度を考えて風速も注意して下さい)をチェックして来て下さい。/田平 写真:15日撮影 宮之浦港
暖冬のため、1泊2日縄文杉ツアーが3月から開始となりました。いまは日照時間が短い季節ですが、1泊2日ならゆっくりと縄文杉へ至る道のりも楽しむことができます。朝晩は少々冷え込みますが、澄んだ空気の中で月夜の森を楽しみませんか。尚、積雪時は日帰り縄文杉か別のコースに変更となります。ご了承の上ご参加下さい。/15日 田平
たんかんの出荷も本格的になってきました。農協の選果場へ出す物や、個人で全国へ発送するなど、一家総出で作業が行われています。尚、各集落の車道(県道)横には無人販売所があり、ビニ−ル袋に10個ほど入った、たんかんを100円で販売していますので、3月中旬ごろまでに来島される方は是非一度試食してみて下さい。/写真=14日・尾之間、堀江
13日の春一番の強風もおさまり、気温は19℃まで下がりました。原集落の「やまんこ公園」では、早くもさくらの花が咲き始めました。まだ1本の木だけですが今後気温が上がると他の木も開花が始まると思います。しかし、15日からの週間天気予報では、気温が15℃前後と、また寒くなるようです。/写真=14日・原やまんこ公園、堀江
今日は朝から気温も上がり、時々南からの突風が吹きました。鹿児島地方気象台は南九州に、2年ぶりの春一番が吹いたと発表しました。屋久島での最大瞬間風速は18.5m。車の外気温度計は23.5℃で、窓を全開にして走ると、ここち良い風が当たっていました。/写真=13日・原集落、堀江
12日の黒味岳ツアーは快晴の天気に恵まれ、奥岳全域を見ることができました。登山者は他にはおらず貸切状態でゆったりと過ごしました。/12日・黒味岳、堀江
12日の淀川登山口(標高1360m)では午前7時の気温は2℃、淀川小屋前ではー4℃でした。放射冷却でかなり冷え込んだようで、小花之江河の湿原には厚さ1cmほどの氷が張っていました。また、標高1600m位から、登山道には新しくできた霜柱が落ち、1月の積雪も多少残っていましたが、支障なく歩けました。/12日、堀江
11日、鹿児島地方気象台は今年初めての黄砂を観測したと発表しました。今日の屋久島はとても暖かく、安房地区の最高気温は18℃まで上がりました。海岸では海藻が増え緑が多くなって、まるで苔のようです。/写真=11日・春田浜海岸、堀江
里地では車道横で見かけるようになった冬の花。標高1200mぐらいまで見られますが、山では例年より開花が遅く、これから徐々に開花していくかと思われます。/写真=10日・西部、堀江
2月に入り寒さも和らいできた屋久島。里地では最高気温も15℃前後まで上がっています。今週は17℃ぐらいまで上がるとの予報も。山岳部では早朝以外氷点下まで下がることもなく、8日の縄文杉展望デッキでは3℃でした。今年の2月は暖冬のようです。9日、白谷雲水峡は県道白谷線の通行止めの影響もあり、登山者は相変わらず少なく、連日10人ぐらいで、時間帯によって、太鼓岩や森などは長時間貸切状態です。/写真=9日・白谷雲水峡、堀江
縄文杉ルートでは、環境負荷軽減と車両乗り入れによる混雑緩和のため、一般車両乗り入れ規制が行われます。今年の期間は5月2−5日(4日間)と7月18日ー9月22日(67日間)です。この間屋久杉自然館(安房)からシャトルバスを利用して荒川登山口まで行くことになります。往復料金2000円はお客様にご負担頂く事になります。ご了承の上ツアーお申込お願い致します。/10日 田平
今年7月22日、46年ぶりに日本で皆既日食が見られます。場所は口永良部島・屋久島から奄美大島までの間です。来島者に対応する皆既日食専用ダイヤルが屋久島観光協会事務局内に設置されました。電話0997−43−5558・5559です。2月末までに予約希望者の申込を受付、3月に抽選が行われ宿泊先、交通手段の確保が行われることになります。詳しくは直接専用ダイヤルへお問い合わせ下さい。
この期間、通常の観光ルートでも大変な混雑が予想されます。そのため7月22日だけのオリジナルツアーを検討中です。皆既日食を旅樂ツアーらしく五感を全開にして体感したいと考えています。企画が決定次第、お知らせと募集開始を致します。/10日旅樂一同 写真:月夜の森です。撮影:堀江
「ぽんかん」に続き、2月からは「たんかん」の収穫と出荷が始まりました。たんかんはぽんかんより、小さくてとても甘い果実です。3月中旬頃まで全国へ発送されます。/7日、堀江
鹿児島の蒲生町にある「蒲生(かもう)の大クス」を見てきました。屋久島−鹿児島と離れてはいないのですが、10年も機会がないままでした。行って良かったです。樹霊が宿る威厳をかもし出していました。クスノキ科クスノキ属クスノキ:樹齢1500年、樹高30m、幹周24.22mで推定樹齢1500年。もっと年齢が古い巨樹が屋久島に数多くありますが、はっと目を奪われたのは久しぶりでした。静かな時間を過ごすことができる場所です。是非鹿児島で3時間でも暇がある方は、日本一の大楠を見に行かれて下さい。屋久杉とは違った表情に感動しました。場所/蒲生八幡神社内(鹿児島市内より車で1時間(姶良インターから車で10分)/4日 田平
1月15日〜3月18日まで、縄文杉ルートであるトロッコ用森林軌道の、老朽化した橋の架け替え工事が行われています。現在小杉谷小中学校跡地から楠川別れ(分岐)の間で2カ所作業が進められ、迂回路があります。現場作業員の指示に従って下さい。尚、緊急時レスキュー用のトロッコは小杉谷までしか上がれません。くれぐれも登山者の事故がないように注意したいものです。/写真=1日・小杉谷、堀江
仕事を兼ねて冬休みに島を離れています。実家の長崎ではランタンフェスタが盛り上がっていました。路上でパフォーマンスをする人もちらほら見かけます。ある言葉を綴るアーチストに、僕らを見てインスピレーションでメッセージを書いてもらいました。素敵な言葉ありがとう。屋久島で待ってますよ。/田平 31日 浜の町アーケードにて