旅楽では今年から林業にも携わり始めました。もともと私は日本の森林について学びたくて木こりになるために屋久島へ来ました。その後、森の魅力を伝える仕事としてガイドになり、同時に樵のお師匠さんがなくなる5年前まで屋久杉のヘリ集材に携わっていました。今、里に植林した100年以下の地杉が伐採期を迎えようとしています。油分が多いため、建築材としての価値も高いため国内外から評価されはじめている材木です。その地杉プロジェクトについて動画にてご覧ください。
伐採後は資源となる杉を植林することと海を育てる照葉樹林の森に戻すことを同時に施行されていくことが予測されます。その時に森の案内人が森を育てる仕事に従事していたら言葉に説得力を持てると思っています。またその地杉を使って、建築材以外にウッドワークスとして家に持ち帰って、愛用してもらえるプロダクトの製作を工芸作家のアキヒロジンさんにお願いしました。今年はGalleryTABIRAとして森林育成に関係する映画の上映や小杉谷集落跡地での写真展の開催なども展開していきます。旅楽が林業もはじめましたというお知らせでした。/田平
「地杉プロジェクト動画」について詳しくは→こちら