先日2月8日屋久島研修講座が安房にある環境文化財団研修センターにて行われました。 80名を越える聴講者が集まり、ガイド以外にも島の方が多く来られていたことを高田さんは喜んでいました。 17歳から小杉谷集落で山の仕事に携わり、74歳になる今も屋久杉土埋木の搬出を行う(有)愛林の代表として現役で働いる高田さんの話は、誰よりも屋久島の山を熟知し、将来を懸念し、そして愛している人です。あと山からも愛されているんだと思います。でなければ74歳になる年まで現役で働けないような気がします。 詳しい講演内容は、今回録画した映像が整理でき次第アップする予定ですが、ひとつだけ講演のお話を紹介すると、小学生の女の子からの質問に「縄文杉を超える木があるんですか?」と聞かれて「僕がそういった木があるとは言えないのよ。立場上ね。まあ昔、大きな屋久杉をあの辺りでみたのよな。上と下にあるんだけど、正確には測ってないからわからないんだけど、例えそうであったとしても、そこにこれから人が入ることはあってはならないと思うよ。」とおっしゃってました。報告/田平撮影/堀江