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世界自然遺産15周年記念シンポジウム[2008/12/20]

今日、環境省等の各行政機関主催のシンポジウムが開催されました。(安房総合センター/14:00〜17:20)世界自然遺産登録15周年を記念してのシンポジウムです。パネリスト、コメンテーター、コーディネーター合わせて9人、参加者は100人規模でした。パネルディスカッションは「屋久島の進むべき道」と題し行われたのですが、2時間ではまとめるのが難しい内容。内容は始終現在の問題である「携帯トイレの導入」に集中してしまいました。

興味深い意見は、屋久杉自然館の日下田館長の「世界遺産は地域の声を基に、丁寧に議論を重ねて、その過程から資源が見つかる」という意見と鹿児島大学学長補佐の小野寺氏の「世界遺産になって15年間たった現在、いまから議論を重ねるのではなく、遺産地域に暮らす人間として過程がどうであれ決まってしまっている(島人側からの提案で遺産登録されたのではない)のだから、そこからスタート(世界遺産に暮らす人として)するしかない。」という前向きな意見とがありました。今後観光協会ガイド部会内でも今後の屋久島について話し合いが行われます。今日の様子は来週月曜日(12/22)にMBC(鹿児島)にて夕方のニュースで放映されるようです。/20日 シンポジウム後 田平

世界自然遺産15周年記念シンポジウム


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