先日、地元ローカル番組どーんと鹿児島で『千年後の森が見える〜屋久島・山師の物語〜』が放映されました。このドキュメンタリーを見ると、森の未来をイメージすることができるようです。
『屋久島では、山の仕事に従事する人を「山師」と呼ぶ。屋久杉の伐採が中止された今、巨木を伐る技を持つ山師は、数人を残すのみとなった。彼らは森の奥深くに入り、江戸時代の切り株や枯死した屋久杉を切り出す。山師・高田久夫さんは60年余り、屋久杉と向き合ってきた。屋久島の森と山を知り尽くした山師だ。山の神へ感謝し、切り出したあとには苗木を植える。千年後の森の復活を夢見て、その志を若い山師たちに託す。厳しくも美しい屋久島の山と森に生きる、山師たちの姿を追った。』(MBC/南日本放送 どーんと鹿児島 より抜粋)
残念ながらローカルのみの放送でしたが、旅樂のガイドには元樵(田平拓也と山路雄二)と彼らを撮影してきた写真家堀江重郎がいます。ツアー中に森の中で育まれた知恵や経験をお伝えできれば幸いです。
/田平 動画は昨年11月に土埋木(立ち枯れの木)を伐採する風景をMBCが撮影した際に、同行して撮影したものです。顔を傾けてご覧下さい。