綺麗な景色はただ綺麗だなあと味わうと良いように思います。そこに言葉はいらないということを教わりました。最近森をご一緒した写真家上田義彦さん、柏倉陽介さんは自分が撮りたい景色を言葉にしようとして、直ぐに口を噤みました。言葉にすることで撮る目的が終わってしまうように思えるからと。(エネルギーを無くしてしまうとも)写真も自然もそのままただ見て楽しんでもらえれば良いのではと思います。名のある木も良いですが、名のない木も良いのです。/田平