「この写真はどうやって撮ったんだろう?そんな疑問を抱いた経験は誰にでもあるでしょう。ましてや山の写真に興味がある皆さんなら、なおのこと。プロが撮った写真には、そのすべてに意図が込められています。構想を立てて狙いを定め、レンズを選んで露出を決める。自然のフィールドがスタジオになる山岳写真には、そこに状況やコンディションという変動要素が加わります。豊富な経験とイマジネーションに支えられたその撮影プロセスを、すべてを明らかにしたいと考えました。日本アルプスを代表する名山をたどりながら、現役の山岳写真家たちが、自らの解説でお送りします。」と寺倉力さん(写真右熊さんみたいな人)
先日写真家柏倉陽介君と来島した編集の寺倉さんが構成する今回の本は、森の中でもっとクリエイティブな行動に移りたい人にお勧めの本です。使い捨てカメラの影響か、ただ押して取れる記録写真が横行してきた時代から、自分の感性を突き詰めて、じっくりと作品を創り上げるマニュアルな作業に惹かれる人は多いはず。そんな人にお勧めの本の紹介でした。『PEAKS別冊山岳写真塾』について→こちら
屋久島でじっくりと景色を眺め、自分の感性を高めることができるのは堀江重郎のフォトトレッキングです。詳しくは→こちら/田平