もう一組ロングトリップから帰ってきました。(そろそろ僕も旅にでたい!)フリーライターの森山くん、無事踏破おめでとう!。58日間かけて歩いた距離は約850q!?彼曰く『毎日地平線を見ては地球はでっかいなあと思っていたけれど、帰ってきて世界地図に歩いたルートを赤ペンでなぞってみるといやはや目立つ。地球の広がりには限界があるという当たり前のことにちょっとショックを受けた旅でもありました。歩き終わったあとは、久々になんともいえない充実感に包まれておりました。』とのこと。さらに『歩くことは、考えることです。いろんなことを歩きながら考えさせられました。人間が生きるということはものすごくシンプルなことなんです。よく食べて、よく寝て、体温を維持する。こんな当たり前のことが、文明の利器や溢れ出る情報によって日常生活ではまったく見えなくなっている。生きることはこんな単純なことなのに、僕たちは難しく考えすぎて生きている。衣食住を背負って荒野を歩いていると『食べる』『寝る』『考える』がものすごく人間にとって自然なことなんだと思えてくるから不思議です。そうしないと自然の中では生きていけないのですから。『食べる』『寝る』『考える』が『息を吸う』ことのようにスムーズに生活の中を流れていくのです。バックパッキングは、『生きていること』を鷲掴みにできるワクワクする遊びなのだと思います。旅の報告は、このブログでちょっとずつしていこうと思っています。またどこかのメディアでも。さてさて、繊細な日本の山が恋しくてなりません。』・・・まだ歩くところが良い!!以上「森と山」から転載しています。もっと詳しくは→こちら『森と山」/田平 写真:今年春スウェーデンから来島した写真家クラースと旅の相談中