屋久島の杉花粉で、鼻水と涙が止まらない宮西です。
先日、屋久島ガイド連絡協議会が主催するシダ植物の勉強会に参加してきました。シダは、色々な場所に生えてはいるけど、あまり馴染みがないという方が多いのではないでしょうか?少なくとも今までの僕は、そもそもシダって何??同じ形ばかりでよくわからないなという感じでした。そこで、シダを検索すると、「シダ植物(シダしょくぶつ、羊歯-、歯朶-)は、維管束植物かつ非種子植物である植物の総称、もしくはそこに含まれる植物のことで、胞子によって増える植物である」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)とあります。さらに???ですね(笑)。簡単に言うと、シダは水や栄養を運ぶ管を持っていて、種で増えるのではなく、胞子という細胞で増えていく植物ですよ、という事です。分類的にも、木や草(種子で増える)ではなく、コケ(胞子で増える)と同じような分類になります。こんなふうに少しわかりづらい植物ではありますが、シダの基礎を勉強していくとなかなかおもしろいものです。実際の現場で、よく観察すると、形も違いますし、葉の形や、生え方、などで区別もつくようになります。さらに新しい発見もあります。たとえば、みなさんに馴染みの深い「つくし」。実は、シダ植物なんです。僕は小さい頃から、草や木の仲間で、種子で増えていくのかと思っていました。自分の知らなかった事や、あまり興味がなかった事も、こういった勉強会に参加すると、思いもかけない発見があったり、新たな興味が湧いてきたりします。これからも、こういった勉強会には、どんどん参加していこうと思っています。/8日撮影 宮西