鹿児島―種子島―屋久島を結ぶ、高速船「トッピー」と「ロケット」は、運航海域に1000本近くの流木が漂流しているため、10日から13日現在まで終日全便欠航しています。「9日、第10管区海上保安本部は屋久島西方沖で大量の流木が漂流しているのを確認。この流木は8月上旬、台風8号の被害を受けた台湾から流出した可能性が高いという。10日には高速船が航行する海域まで流れてきており、910本を確認した。」(新聞、テレビ・ニュース報道)回収作業は11日から国土交通省九州整備局の清掃兼油回収船と第10管区海上保安本部の巡視船が行っていますが、1日での回収は30本程度と、はかどっておらずまだ数日かかる模様。屋久島の海岸には漂着した流木が多数あり、短い物で2〜3m、太さ30cmぐらいで、長いものになると10mを超し、太さも1m以上の物を確認しました。2006年4月、漂流する流木に高速船「トッピー」が衝突し、乗客130人全員が重軽傷を負うという事故が発生しており、行政機関からの要請と安全確保のため欠航が続いている状況です。※回収した流木は13日までで通算188本。14日も高速船は全便欠航と、テレビ・ニュースで報道がありました。◆現在、屋久島へのアクセスは飛行機又はフェリーに限られますが、近日中に高速船は運航再開の可能性もありますので、運航会社へお問い合わせ下さい。/写真=13日、永田いなか浜・一湊海岸、堀江