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親から子へ受け継がれた物[2009/6/16]

15日縄文コース、一般登山者でママの背中におんぶされた1歳7ヶ月の男の子が縄文杉へ向かいました。最初、小杉谷東屋で見た時に、えっ?大丈夫かな?と思いましたが、休憩場所で追いつき追い越しを繰り返しながら親子を見ていると、パパと交代しながらおんぶしていました。パパは38歳、ママは30歳。特にママがパワフルで、10.5kgの子供をおんぶして大株歩道をスイスイ登って行きました。これは大丈夫!!だと、安心しながらツアーのお客様も同様、注目したのは通称「おんぶひも」でした。白谷雲水峡や縄文杉方面で年に一度は子供を背負って登る姿を見かけますが、それはアウトドアメーカーが販売している「背負子型」の物で、今はほとんど見かけない「おんぶひも」だったからです。縄文杉を見た帰り、トロッコ終点のトイレ前でその親子と一緒に休憩している時、ツアー参加のお母様と「おんぶひもって、まだあるんですね、懐かしいな〜ぁ」と話をしていたら、そのママが「このひもは、私の母が子供の私をおんぶしていた物です、昭和から平成と使っています!」と、うれしそうに話してくれました。それを聞いたお母様は「それはいいことだわ!、私もこの子達の産着を残してるのよ!」…。心温まる会話を後にほぼ同時刻、荒川登山口へ無事下山しました。 ※太陽ちゃん、男の子、1歳7ヶ月、10.5kg。パパ・ママ、写真を撮らせていただきありがとうございました。/写真=15日午後5時37分・小杉谷橋、堀江

親から子へ受け継がれた物


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