5月29日に口之永良部島の新岳(626m)が噴火しました。同日12km離れている屋久島の北西から南西エリアの山間部に灰が降りましたが、翌日にはいつもの雨で灰は流されてなくなりました。
最近いまも避難生活を送られている口之永良部島の方から20年分の写真を見させて頂き、島独自の自然と文化、そして人口137人の小さなコミュニティの繋がりの強さを感じました。GalleryTABIRAとしてそんな口之永良部島の方たちの写真展を10月に開催するお手伝いをすることになりました。詳細はまた後日お知らせいたします。北海道の礼文島と利尻島はお互いに見える距離にあり、町のポスターに「お互いが大事な財産です」とうたっています。屋久島にとって口之永良部島も大事な財産です。写真を通して、様々な人を元気づけたり、知ってもらう機会を作りたいと思います。
今年の夏は口之永良部島の噴火以降、登山客が激減しました(おかげで森は静かだったのですが、、、)。風評被害というものを屋久島ではじめて経験しました。屋久島は安全ですのでご安心ください。桜島の影響もありません。多くのひとに屋久島の自然の中でリフレッシュして頂ければ幸いです。/田平