屋久島ガイド旅楽のエコツアー |
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Friends List vol.06 森山伸也 vol.05 都倉夫妻 vol.04 柳生真吾 vol.03 KIKI vol.02 柏倉陽介 |
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屋久島に魅了された方々の旅を紹介します。 | ||
撮影の仕事で何度も訪れている屋久島だけれど、のちのちになって心に残る写真というのは、たとえば雑誌に掲載される写真とは正反対の、比較的地味で説明不足の写真ばかりになるのは、なぜだろう。 首筋に落ちた雫がどこから降ってきたのかと見上げたときに樹々の隙間から差し込んでいた光線や、延々と続くトロッコ道を歩き疲れてふと見下ろした脇の倒木がそれだったりする。 現れては消える光の僅かなタイミングに合わせて、ぼくという人間がフラッと現れ、カメラがカチャッと鳴る。シャッターを切った理由が数年後にわかったりする。写真撮影をシューティングと表現する場合があるけれど、それは逆で、光を受けとめる行為なんだと学べたのは屋久島の森のなか。 闇にむかっていくらシャッターを切ったとしても何も写らない。ほんの僅かでも、被写体の放つ光があるからこそ写りこむのだと気づいた。 人生とは不思議なもので、ひとつの理解が次の理解へとつながっていくとき、新たな課題がタイミングよく用意されてくる。そして最近、「葉を土として見てください」と教えてくれたのは島に住む写真家だ。 それもまた、いつか実感として理解できるような気がしている。 今はまだ、自然の気まぐれをまぐれの幸運でしか撮れていないけれど。 |
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柏倉陽介(Yosuke Kashiwakura)/ネイチャーフォトグラファー 現在、自然雑誌を中心に活躍している柏倉陽介さんは、1978年山形生まれ(神奈川在住)。2004年頃から独学で写真を学び始め、2007年に世界二大自然写真コンテストの一つに入賞。米国立スミソニアン自然史博物館に展示される。ほか、写真界のアカデミー賞とも呼ばれるインターナショナル・フォトグラフィー・アワードにて、アンダーウォーター部門3位入賞、自然風景・動物・人々・文化部門で入選多数。自然で暮らす人々や風景・動物など、自然分野を幅広く撮影している。 ■Award インターナショナル・フォトグラフィー・アワード (IPA)=プロフェッショナル/ネイチャー・アンダーウォーター部門:3位。入選部門 // ファインアート・風景、人々・文化、自然・風景、自然・野生動物、自然・樹木、ライフスタイル・人々、スペシャル・トラベルツーリズム、ほか(2008-2011年度)。ネイチャーズ・ベスト・フォトグラフィー・インターナショナル・フォトグラフィー・アワード 2007=自然と人々部門/入賞。 ■Exhibition ネイチャーズ・ベスト・フォトグラフィー・インターナショナル・エキシビジョン=米国立スミソニアン自然史博物館(2008年、ワシントンDC)。Invisible Diversity KANZAN AKITI Gallery(2009年、青山/グループ展示) ■Publication 2009 Annual International Photography Awards Book、The Nature's Best Photography Winners Collector's Edition 2007、and, China, Indonesia, France other. ウェブサイト/ Yosuke Kashiwakura Photography |
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