屋久島ガイド旅楽のエコツアー

日帰り

1泊2日山泊まり

その他・半日

心身ともにゆとりをもって縄文杉に逢いに行きましょう。

どんなに体力に自身がある方でも、その日の体調と心づもりで思わぬ怪我に見舞われることがあります。初めて山登りをする方は、ご自身が驚くぐらい歩くことが不得手な方もいらっしゃいます。
はるばる遠くから来たのだから、今回を逃したら次はない!と言わんばかりに無理をして、自分ひとりの責任では済まされなくなった方が大勢いらっしゃいます。

【脚力とバランス感覚の向上を!】

疲れてくると、足が重くなり、膝がわらい、ふらつき、そしてバランスがとれないと躓き、転倒します。(平らな道でも)他にも考えられうる怪我は、足首の捻挫、骨折、膝の故障、ふくらはぎを攣るなどなど。特に中高年の方は、極度の疲労から心筋梗塞、狭心症、心不全、脳卒中などの疾病をきたすことです。(心配な方は、事前に健康診断をお勧めします)
余裕をもって登山するためにトレーニングを必ず行ってください。簡単にできるメニューを紹介しています。
【ゆとりあるプランニングをしましょう】
①自分の体力にあったコース選びをすること。(メンバーとも事前にご確認してください)
②自分のコースについて知ること。→各コースの内容を確認してください。
  尚、体力指数を各コース毎に表示しています。
③事前の体調管理、トレーニングを欠かさないこと。
④装備の用意・確認。体力と気持ちを補ってくれます。
⑤無理はしないこと。リタイアやコース変更が有り得る事を柔軟に受け入れましょう。
雨の日は、森を歩き回るのにはうってつけです。いっそテルテル坊主を逆さにして出かけましょう。
屋久島の森は、雨が降るととりわけ生き生きとして鮮やかに美しくなります。
土が少ない屋久島では、岩清水、苔清水といった様相をも見せてくれます。
水を含んだ苔が美しいことはいうまでもありません。日照りがつづいてコケがしぼむと少し寂しい気がしてきます。
雨の日、潤わされるのは人も同じです。お肌、目、喉は渇くことがなく気持ちも心地よくなることでしょう。
雨の日は苔が生えている木道の両端が滑ります。でも山道では木道の端っこを除けば、ほとんど滑りません。
雨が止んだときは、靴の裏のドロが花崗岩の上にべっとりとふっついて滑ります。雨が降るとその泥が流されるので、また滑らなくなります。他所の山と違い、風化しやすい屋久島花崗岩は雨の浸食で表面がごつごつしていますので石の道は、雨が降っていればすべらないのです。
自然を相手なので、予定通りに行かないことだってあります。
荒々しい自然環境を前に、ひとはちっぽけな存在です。でも人が勝手に騒いでいるだけで、自然はいつもどおりです。
自然を楽しめるかは、あなたの気持ち次第です。自然にまかせて、柔軟に。そのつもりが大事です。
事前のトレーニングで無理して怪我をしないように気をつけてください。
ストレッチを運動前と運動後に、最低5分は行いましょう。柔軟で怪我をしにくい身体が養われます。トレーニング中は膝サポーターを使用してください。サポーターは薬局で1000~3000円くらいで手に入ります。過去に膝、腿、股関節等の故障など経験されている方は「ワコール・CW-X」(詳しくはhttp://www.cw-x.com)のご購入をお勧めします。
まずはバランス感覚が衰えていないかを片足立ちでチェック!!
片足で何分間立っていられますか?3分間立っていられたらまず心配いりません。
【1日2回(朝、晩)片足立ちバランストレーニング】
毎日の積み重ねで、徐々に1分、2分と長く立っていられるようになります。絶対に焦らず毎日続けることが大事です。バランス感覚があれば、根っこの上や急な下りでも安心です!!
【週3回ウォーキング 基礎体力・心肺機能の向上】
1週目30分、2週目40分、3週目50分、4週目60分と徐々に時間を延ばしていきましょう。
(2週目から階段のある散歩コースを選んでください。脚力不足解消になります。縄文杉は階段だらけです!!)
準備運動と整理運動をしましょう!!疲れも次の日に残りにくいですし、なにより柔軟も養われます。直前に練習を開始した人は、できる範囲でいいですので、週3回を目標に朝か晩にがんばって下さい。
【月1回ハイキング 山に慣れましょう!】
まずは半日で行いける山を探しましょう。(標高差300メートル、歩行時間3時間ほどの)
帰りには温泉なんかあると最高ですね。おやつと山用のガスバーナーとコーヒーがあればより楽しくなります。頂上を目指すのも大事ですが、屋久島旅行を計画している人と一緒に、まわりの景色を楽しむのもいいですね。
山では、疲れないための「無駄のない歩き方=静移動、静荷重」というのがあります。
①段差を低く、歩幅を小さく歩く
②足音を立てない
③足の裏を人に見せない(つま先、踵で登り下りをすると足を攣ります)
④一定のペースで歩く
⑤腹式呼吸(息をする際に鼻から吸って、口から吐く)で歩く
⑥準備運動を休憩毎に行うこと。整理体操も忘れないこと
この6点を意識して、事前のウォーキング、ハイキングに出かけてください。
【早寝早起きを屋久島へ来る3日前から始めてください。】
ツアー前日、朝起きられるか心配で眠れない方が多いです。目覚まし時計で起きられる癖を付けておきましょう。朝5時頃に起きることからはじめてください。慣れてくると自然とその時間には目が覚めるようになります。
トレーニングと事前の準備ができたら、いざ屋久島へ!
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