絵本「わたしは樹だ」原画展
屋久島を舞台にした絵本「わたしは樹だ」の原画展です。
画家nakabanさんの絵本原画の他、発行元のアノニマ・スタジオのブックフェアも同時に開催いたします。
■絵本のおすすめポイント
「ホリスティック」をテーマにした絵本です。
ホリスティック(holistic) とは…
ギリシア語「ホロス(holos)=全体性」を語源に生まれた言葉で、全体、関連、つながり、バランスなど様々な意味を含みます。
??自然と人、人と人、部分と全体、そして自分自身の中でさえも、あらゆるものがつながりあい、支えあいながら、今ここにあるということ。
それが「ホリスティック」なのです。
一本の樹を通して、今生きている世界とのつながりを感じ、もっと幸せに、元気に暮らしていくための気づきや答えに出会える絵本です。
はじめて手にしてもらうホリスティック本としても最適です。
■絵本の内容(あらすじ)
ずっと昔、小さなタネが落ちた場所は、倒れた樹の幹の上。そこを寝床にし、太陽や雨の恵みをうけ、芽をだした。根ものばそうとするが、地面は硬い岩ばかり。それでも森の生き物たちと支えあい、「わたし」は大きな樹となった。
著者紹介:
文 松田素子(まつだ もとこ)
早稲田大学卒業後、児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた。その後フリーランスの編集者として数多くの本の誕生にかかわる。作家としての作品に『ムーミンのたからもの』(講談社)や『ホネホネたんけんたい』『ヤモリの指から不思議なテープ』(アリス館)、翻訳に『マドレンカ』(BL出版)、『ナマケモノのいる森で』『オセアノ号、海へ!』(アノニマ・スタジオ)など。
絵 nakaban(なかばん)
現在、画家、絵本作家、イラストレーターとして多方面で活動。絵本に『ないた赤おに』(集英社)、『ネズネズのおえかき』(学研)、『ころころオレンジのおさんぽ』(イースト・プレス)、『つきのなみだ』(mille books)、『みずいろのぞう』(ほるぷ出版)、『よるのむこう』(白泉社)、アニメーション作品に『Der Meteor』(noble)など。
出版元ウェブサイト/
アノニマ・スタジオ