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小さな命のために[2009/9/9]

植物の種は落ちる場所を選べません。自然に落ちた場所で生長するものと、枯れてなくなるものがあります。縄文杉ルートの森林軌道、線路内や大株歩道の足もとには、杉やモミなどの実生(みしょう=種子から発芽したもの)を見かけます。この実生たちはいずれ登山者に踏まれ、生長することはありません。そこで、一泊二日縄文ツアーは時間に余裕があるため、お客様と共にその実生を日当たりがよく、安全な場所へ移植しながら登りました。移植はお客様の手でやっていただき、それぞれの杉に「カツラ杉」・「モモコ杉」など、自分の名前を付けました。移されたこの実生が運良く育ったら、森の再生と植物及び人に対する愛情や必要性を感じることができるかと思います。「1年後、3年後、5年後、この実生がどうなっているか?、また屋久島へ来る楽しみができました。」と、お客様。そう、今度こられた時に自分の目で確認してほしいと思います。実生はまだたくさんありますので、移植は継続したいと思います。/写真=7日・一泊二日縄文ツアー登り、堀江

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